越後駒ヶ岳
山行記録    Toppage

フリガナ  えちごこまがたけ
山域・山名  越後駒ヶ岳
日   時  2015年7月11日 土曜日
天   候  快晴
行   程  登山口(7:15) − 駒の小屋(11:00) − 越後駒ヶ岳(11:40) − 登山口(15:30)
今年の梅雨は晴れ間が無くてうっとうしい日が続いています。
3個の台風も発生していてその動きが気になるところですが、週間天気予報によると週末は梅雨の晴れ間となりそうですから予定通り越後駒ヶ岳に行く事にしました。

越後駒ヶ岳 登山 行程 写真 説明 越後駒ヶ岳 登山 行程 写真 説明
駐車場 トイレ


埼玉の自宅を3時に出発し、関越道を小出インターで降りてシルバーライン経由で登山口に到着したのが6時45分。
登山口の駐車場は既に満車状態で路肩の広い場所に車を止めました。
登山口には立派なトイレもあり、これなら前夜車中泊でも安心です。

梅雨の晴れ間にしては雲一つない青空が広がり、遠くの山並みまではっきりと見渡せます。

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登りはじめから展望が開けています


越後駒ヶ岳は山頂まで登ったり下ったりを繰り返す非常にアプローチの長い登山道が続きます。
照りつける太陽は真夏と変わらず強烈で、歩き始めてすぐに上半はびしょ濡れです。
ほぼ展望が開けた登山道を進みますが、時々樹林帯の中を歩きます。
樹林帯の中に入るとなぜか私の周りにだけ蜂が羽音をたてて寄ってきます。
しかもかなり大きなスズメバチと思われるハチが胸元でホバリング状態でおー怖い。
洋服か日焼け止めの匂いにでも反応しているのでしょうか。
次回からは蚊取り線香でも下げて行こうと決めました。

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既に登頂して下ってくる方もおり、聞いてみると4時半から登っていますとの返事です。この暑さを考えれば夜明けの涼しい時間帯に登るのが正解のようです。
早朝出発して下山時にすれ違う方は殆どの方が単独でした。
登山道はだんだんとその勾配が急になり、最後はよじ登るような岩場となり肩で息をするように山小屋に到着しました。
ここからの展望も素晴らしく、時刻は既にお昼前だというのに雲一つない青空の大展望が目の前に広がっています。

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小屋の背後には残雪の山頂部が見えています。小屋前に荷物を置いて山頂に向かい、山頂直下の残雪を越えれば越後駒ヶ岳山頂です。
山頂からは360度の大展望ですぐそばに八海山が見えました。
越後駒ヶ岳は深田百名山の一座です。
北アルプス白馬岳で山の素晴らしさと出会い、以来二十数年こつこつとあちらこちらの山に登って来ましたが、気が付けば百名山も既に63座目となりました。
百名山完登を目指している訳ではありませんが、選ばれている山はやっぱり登ってみたい山ばかりです。


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小屋から山頂方面 越後駒ヶ岳山頂にて

山頂での展望を満喫して小屋の前で昼食にしました。小屋前に流れている水が冷たくとてもとても美味しかったです。
この水が美味しいお酒とお米を作るんですね。
午後になっても雲ひとつない展望が広がる中を下山します。急な登山道を下ればあとはアップダウンの長いアプローチが続く登山道を戻ります。
展望は一日中ずっと素晴らしく遠くの山並みが下山するまで見えていました。
それと引き換えに暑さは厳しく2リットル以上も水を飲み全身汗でびしょ濡れで登山口まで戻って来ました。
朝は満車だった駐車場も空きスペースが多くなっています。
荷物を降ろして登山靴を脱いでいると又してもどこからともなく蜂が私めがけて飛んできます。一体どうなってるのでしょうか。


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街並 遠く燧ヶ岳が見えます


荷物を車に積んでシルバーラインを通って入広瀬村方面に向かいます。
明日は浅草岳に登るので登山口近くの宿に泊まります。


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山頂から小屋を見下ろす

宿に着いて汗で不快な体を早速温泉で流します。あ〜生き返る瞬間です。
夕食は山菜尽くし、当然ビールをグビッ、喉がヒリヒリするのもお構いなしで一気に流しこみます。
仕上げは地酒の冷酒。山登って温泉入って酒飲んでこれ以上至福の時はありません。
明日もあるし、20時過ぎに布団に入ったらそのまま深い眠りに落ちました。


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立体登山地図<クリックすると拡大します>



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標高高低差<クリックすると拡大します>

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