白馬岳
山行記録    Toppage

山域・山名  北アルプス 白馬岳
日   時  2011年7月23日(土)・24日(日)
天   候  晴れのち霧
行   程 7月23日(土)
 猿倉(5:50) − 白馬尻(7:10) − 雪渓始め(7:50) − 小雪渓(10:40) − 村営白馬頂上宿舎(12:10) − 白馬山荘(13:20)

7月24日(日)
白馬山荘(4:50) − 白馬岳(5:10) − 白馬大池(10:10) − 白馬乗鞍岳(12:40) − 栂池(14:20)
友人が白馬岳に行くといいます。
白馬岳と聞いては黙ってはいられません。白馬岳は私にとって山の原点ですからね。
と言う訳で都合をつけてくっついて行っちゃう事に決めました。
初めての白馬岳では大雪渓ははずせませんので、猿倉〜大雪渓〜白馬山荘〜白馬岳〜白馬大池〜栂池のコースを歩く事にしました。
花も満開の時期なので本来なら1泊2日のコースですが白馬山荘1泊、白馬大池1泊とゆっくり2泊する行程をとりました。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真  白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
登山口 猿倉山荘 白馬大雪渓


1泊目の白馬山荘は豪華に8人部屋個室を予約したと言っていましたので1日目はゆったりと小屋泊まりを決め込むとしても折角の白馬岳ですから白馬大池ではテント泊をしたいと思い私はテント一式をザックに忍ばせて来ました。
今回のメンバーはTさん一家(Sさん、C奥様、K嬢)とIさんと私の合計5名での登山となりました。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
今日はお花畑が満開


前日の夜八方第5駐車場で仮眠をとりました。トイレの近くに車を止めたのですが、これがいけなかったようです。
後からやってきた自家用車が無神経にもエンジンかけっぱなしにしているし、その後入って来た大型バスもこれ又エンジンかけっぱなし。ちょっと無神経じゃないかと思うんですが・・・
そんな訳で多少寝不足のまま朝を迎えました。5時に代行業者と待ち合わせて猿倉まで送ってもらっい、自家用車は下山口の栂池高原に回送してもらう事になっています。

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一面黄色いお花畑 お花畑をバッに


猿倉に着くと多くの登山者が準備運動をしています。天気はあまり良くは無いようですが、歩くのにはあまり汗をかかずに済みそうです。

猿倉から林道を歩き終点から登山道へと入って行きます。何度も通っている道ですがいつ来てもこの高揚感はいいものです。
白馬尻までほぼ順調に歩いて来ました。これから登る大雪渓も迫力満点で人の行列が小さく見えています。
トイレを済ませ少し先でアイゼンを着けます。
今日は登山者の列が長く、立ち止まってしまう場面がたびたびあります。
雪渓上部ほど落石の危険もあり、休憩を取っているとこのズルズルとした歩みにペースを引きずられかなりロスタイムが生じてしまいます。幸いな事に誰も文句を言わずにもくもくと歩いていましたので、このまま休憩を取らずに雪渓を抜ける選択をしました。後でかなりひんしゅくを買いましたが(^^;、
歩くペースが引き締まってかえって良かったと思ってます。このペースで雪渓を歩ければ大したものです。

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白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真


雪渓上部はクレパスが大きく危険な状態で、秋道を行くように誘導していました。ここもかなり不安定な場所ですから素早くアイゼンをはずして通過して行きます。
小雪渓を横切ればお花畑が待っています。ここでしばらく休憩をとりました。ここから先は何度か訪れている中でも最高のお花畑が広がっていました。

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白馬山荘 旭岳


標高があがるにつれて登山道も急となって来ました。登山道脇に咲き乱れる花に励まされて一番きつい坂を登り切れば村営白馬頂上宿舎に到着です。
皆結構いいペースで登って来ました。美味しそうにビールを飲んでいる人がいましたが、まだもう一登り待っています。

旭岳をバックに写真を撮って白馬山荘に向かいます。今日の山荘は結構な混雑のようです。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
テント場 今回ご一緒したTさんご家族


受付をして部屋に荷物を置いて早速スカイプラザに向かいます。汗をかきかき、自分の脚で登って来た標高2,800mで飲む生ビールはこれまた格別な味わいです。
スカイプラザで持ち込んだつまみを食べるのも気が引けるので場所を外のデッキに移して飲み直し。個室ですから部屋の心配もありませんし夕食まで外でのんびりと過ごします。
朝から展望はあまり良くなかったですが小屋についてからも時折杓子岳が雲間から姿を出す以外は展望はありません。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
夕方は時折ガスが切れて杓子岳が顔を出す程度の景色 夕暮れの最後にドラマチックな光景が訪れた


夕食時間が近くなり皆食堂に向かいます。私は食料も担いで来たので素泊まりにしました。
皆が食堂で食べている間私はチーズカレーを作って食べました。その後も18時頃まで粘ってみましたが天候は残念ながら回復しませんでしたので諦めて部屋に戻って早々と寝床に着きました。
しばらくうつらうつらしていると外から歓声が聞こえてきました。
カメラを持って外に出ると雲海の上に綺麗な夕焼け空が広がっていました。時刻は19時30分山は今日一日の終わりに素敵な景色をみせてくれました。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
白馬岳山頂にて風が強くガスっていて何も見えない 稜線はお花が満開


翌日は3時30分起床。窓から外をみると月と金星が輝いていましたが、天気はあまりよくないようです。お茶漬けを食べて出発準備をします。食堂にはすでに朝食を待つ列が出来ていました。

外に出ると肌寒く風がやや強い状況です。既にヘッドライトは必要が無く4時50分に山荘を出発しました。登山道を横切るように霧が流れて行きます。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
三国境から見た栂海新道


白馬岳山頂に着いても真っ白で何も見えません。霧雨で体がうっすらと濡れて来るような状況で風も相変わらず吹いていました。
ところが山頂から小蓮華岳に向かうと天候は急速に回復して来ました。
登山道の両脇にもたくさんの花が咲き乱れています。
昨日とは違って今日は急ぐ必要はありません。景色を楽しみ、花を愛でのんびりと稜線を歩きます。
前を行く登山者の先頭を雷鳥が歩いています。全く警戒するそぶりはありません。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
コマクサ 白馬三山と五龍岳〜鹿島槍ヶ岳


小蓮華岳を過ぎて下って行けば白馬大池に到着です。既に結構テントが張ってありました。
今日はここに宿泊予定でしたが廻りを見渡せば濃い霧の中景色は全然見えません。

ここにテントを張って1泊する予定だったのでちょっと後ろ髪を惹かれる思いではありましたが、昼食だけ食べて一気に栂池に下山する事にしました。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
コバイケイソウと白馬三山


大池を回り込んで乗鞍岳からは下りとなります。T家のK嬢はぴょんぴょんと岩を軽快に飛び跳ねて行きます。
途中の下りで渋滞が発生していましたので一気に追い抜いてK嬢と競争するように駆け下って来ましたが、途中で登りの登山者に道を譲ろうと脇にそれたら濡れた竹の根に脚を滑らせてザックの重みで半回転してしまい頭から笹藪に落っこちてしまいました。

それを後ろで見ていたK嬢は目を見開いて引きつった顔でこちらを心配そうに覗き込んでいます。
落っこちた場所が藪ですから大した事はありませんが、ザックを背負ったまま仰向けになってしまったのでザックから抜け出すのに一苦労です。
もがきながらザックをはずし重いザックを引っ張り上げるのにこれまた苦労です。こんな場所ですからよかったですが一歩間違えたら大変な事になりますからあらためていい教訓となりました。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
ゴゼンタチバナ 白馬大池の雪渓とコバイケイソウ


栂池まで下って来て登山道の汚れを落として皆の到着を待ちます。ここに泊まって翌日栂池自然園を散策して下山すればちょうどよかったと思いますが、残念ながら栂池山荘も栂池ヒュッテも満室だそうです。

ならばいつもお世話になっているやまじゅう山荘に電話を入れて宿泊をお願いしました。
ロープウェウで一気に栂池高原まで下ってやまじゅう山荘に向かいます。
今日の宿泊は私達だけのようです。早速お風呂に入ってグビッとやるビールは格別です。
それからは延々と宴会モードに突入です。夜には激しい雨となりました。この雨で後ろ髪引かれた白馬大池でのテント泊も中止して良かったと諦めがつきました。

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真 白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
白馬乗鞍岳にて

最終日は山岳写真家の菊池哲男氏のギャラリーに立ち寄り、お昼に林檎舎でソバ三昧を味わって白馬岳の登山を無事締めくくりました。
今回はまさに花満開の時期と重なり素晴らしいお花畑が楽しめました。何時来ても白馬岳はやっぱりいい山です。


白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
登山ルート図<クリックすると拡大します>

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
登山ルート立体図<クリックすると拡大します>

白馬岳 猿倉 白馬大池 登山 写真
登山ルート標高差<クリックすると拡大します>

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