北アルスプ 双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳
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山域・山名  北アルプス 双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳 
日   時  2010年8月27日(金)〜29日(日)
天   候  晴れ
行   程 8月27日 
新穂高駐車場(5:15) − バス停(5:30-45) − 笠ヶ岳分岐(7:00) − わさび平山荘(7:15-30) − 鏡平山荘(11:55-12:20) − 双六小屋(15:00)
8月28日
双六小屋(5:30) − 双六岳(6:30-45) − 三俣蓮華岳(7:55) − 三俣山荘(8:55-9:20) − 鷲羽岳(10:25-45) − 三俣小屋(11:35-12:00) − 三俣蓮華岳分岐(12:40) − 双六小屋(14:00)
8月29日
双六小屋(5:15) − 弓折分岐(6:30) − 鏡平山荘(7:00-40) − わさび平小屋(10:20-40) − 新穂高終車場(12:00)  
備   考  新穂高に登山者専用駐車場あり。
 駐車場に仮設トイレあり。
 新穂高バスターミナル(登山者駐車場から徒歩10分)に立派なトイレあり。 
夏休み後半戦の山行は北アルプス双六岳。
夜19時30分に自宅を出発して、新穂高へと向かいます。

時計を見ると既に日付が変わって午前0時を過ぎていましたが、前回P泊した沢渡第二駐車場の足湯にちょっと寄り道して足だけ温泉に浸かりました。

新穂高の登山者専用駐車場に着いたのは日付が変わって午前1時30分。
結構車が止まっていて、トイレの近くに車を止めました。
寝酒に途中のコンビニで買ってきた冷酒「大雪渓」を飲んで素早く仮眠をとります。
目をつむってうとうとしたかと思うと既にまだ薄暗い中、外では出発準備をする人が動き回っています。
私も眠たい目をこすりながらトイレをすませ、おにぎりを食べて重たい荷物を背負って出発しました。

駐車場の中を抜け雪避けシェルターの下、真横を歩いて新穂高バスターミナルに向かいます。
立派なトイレがありましたのでここでもう1回トイレ休憩。
見上げると青空が広がっていて今日はいい天気になりそうです。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
林道のゲートを抜けて左俣林道を歩いて行く 朝から快晴の青空が広がっている


有料駐車場横の道を上がって行くとゲートがあり、そのゲートを越えて左俣林道を歩いて行きます。
途中で笠新道への分岐があり、ここから急登で笠ヶ岳への登山道が伸びています。
この分岐を左に見て進むこと約10分でわさび平小屋に到着。
冷たい水の中に浮かぶトマトやスイカがやけにうまそうですがまだ登り始めて1時間先が長いので我慢して先を急ぎます。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
わさび平小屋。冷えたトマトとスイカが実に美味そう 槍の穂先が見えてきた


林道が終わり川を横切って本格的な登山道に入って行きます。
石が重なった登山道は徐々に急登となり、一汗かいた頃ふと見上げると槍ヶ岳の穂先が見えて来ました。
穂高の山並みもくっきりと見えています。汗をかきながらやっと鏡平山荘までやって来ましたが、目的の一つ鏡池に映る槍ヶ岳の姿は湧き上がってしまった雲に隠れて見えません。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
穂高の山並みも見えてきた 残念ながら雲が湧き鏡池に映る逆さ槍は見ることが出来ない


鏡平山荘にはかき氷が売っていて仲間が買って美味しそうに食べています。少し分けて貰いましたが、久しぶりに食べたかき氷は甘くてとても美味しかったです。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
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北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録


ここからもうひとのぼりすれば急登も終わり、なだらかなアップダウンを繰り返しながら歩いて行くと双六小屋が見えて来ました。

テント場は比較的空いていて余裕でテントを張ることが出来ました。
テントを張り終わって山荘のベンチで生ビールで乾杯!目の前には大きく鷲羽岳が見えています。
明日はここから笠ヶ岳に向かう予定でした。しかしテントを張って明日の朝すぐ撤収も何だか勿体無い気がして、急遽予定を変更して、ここに2泊して明日は朝一番で目の前に見えている鷲羽岳に登る事にしました。
テント場に戻ると隣にもテントが設営されていて多少賑やかになっています。

持参したワインを飲みながら夕食のカレーライス作り。その前に塩ラーメンも食べてすっかりお腹一杯です。
夜半過ぎに雷鳴が聞こえ暫く雨が降りました。雨が止むと今度は周りのテントで鼾の大合唱です。後ろのテントじゃ「いい加減に鼾やめんか!」と仲間をどなっている声まで聞こえてきます。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
素晴らしい夜明け


夜明け前の4時に起床。朝食にお茶漬けを食べて出発準備をして外に出ました。
ちょうど夜が明けて空一面が真っ赤な朝焼けでとても綺麗です。燕岳から大天井岳の稜線に朝日が昇ったのを見届けて、小屋からまずは双六岳に向かいました。
小屋から少し登った所に巻道の分岐があり、三俣蓮華岳に向かっています。
今日も天気がいいのでガスがわかない内に山々の展望を楽しみたいので巻道を行かずに直接双六岳に向かいます。
既に下山して来た2人連れとすれ違った時に、今すぐそこで熊と遭遇したので気をつけて下さいと言われてちょっと焦ります。鈴を鳴らしてラジオを付けて山頂に向かいました。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
双六岳山頂手前から笠ヶ岳方面。左奥は焼岳と乗鞍岳 槍ヶ岳から穂高の稜線

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
双六岳山頂にて


山頂からの展望はとても素晴らしく、槍ヶ岳から穂高の山並み、焼岳、乗鞍岳、御嶽山、笠ヶ岳、黒部五郎岳、これから行く三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳とまさに大展望が目の前に広がっています。
足下にはトウヤクリンドウが朝日を浴びて今まさに花開く時を待ちかねているかのようです。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録


双六岳からなだらかな尾根上の登山道を歩いて三俣蓮華岳に向かいます。登山道の両側にはまだたくさんの花々が咲いていました。
三俣蓮華岳に到着する頃にはガスがわいて槍ヶ岳方面は全く見えなくなってしまいました。
鷲羽岳方面もガスが湧いて見え隠れしています。黒部五郎岳だけは相変わらずとてもはっきりと見えています。
三俣蓮華岳山頂から見る鷲羽岳は稜線が結構急な斜面となって山頂に伸びているのが良くわかります。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
双六岳から見た三俣蓮華岳〜鷲羽岳へと続く稜線

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三俣蓮華岳山頂にて


鷲羽岳に向かうには山頂から一旦下って巻道への分岐に出ます。
ここから三俣山荘まで尚も下って行きます。両側はお花畑になっていて最盛期にはとても綺麗な場所でしょうね。
テント場を過ぎて右に向かう所を間違えて左に行ってしまい、途中で引き返し少し時間をロスしてしまいましたが、三俣山荘に到着。ここで赤飯を食べて一気に鷲羽岳山頂を目指します。

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北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録


最初からガレ場の滑り易い急な登山道で、登るに従って石が積み重なった登山道となって程なく山頂に到着です。
周りはガスで展望はあまりよくありません。時折ガスが晴れて展望が開けますがまたすぐにガスがかかってしまいます。
ガスの晴れ間から双六山荘が見えますが、とても小さく戻るのに結構時間がかかりそうです。あそこまで戻らないといけないのであまりのんびりしてはいられません。
鷲羽岳からだどあと約3時間で水晶岳まで行けそうですが残念ながら時間切れです。
元来た道を下山して三俣山荘で残りの赤飯を食べました。
三俣山荘のテント場は水が豊富に流れていましたのでばしゃばしゃ頭を洗ったらあまりにも水が冷たくて頭がキーンとなりましたが、とても気持ちが良く気分爽快になりました。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録 北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
鷲羽岳への最後の登り 鷲羽岳山頂にて


さて、ここから一旦登り返して、巻道に向かいます。なだらかに下って、大きく登り返せば双六小屋はすぐそこです。
小屋を5時30分に出発して8時間30分、14時に無事小屋に戻って来ました。

小屋に戻って早速登って来た鷲羽岳をみながら生ビールを飲みました。
フランスパンを焼いてツナマヨをのせて、ワインを頂きます。う〜ん最高。

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これから戻る双六小屋までの道のり 燕岳〜大天井岳方面 表銀座縦走路


今日は小屋で演奏会があるそうです。18時30分過ぎからと言うことで食事を済ませてちょっと聴きに行ってみました。NHKの取材も来てます。

北アルプス 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 写真 山行記録
双六小屋でのコンサート


ほんの2曲ほど聴いてテントに戻るとすぐに雨となりました。短時間で雨も止み、夜中はライト無しで歩けるくらいの月明かりで、残念ながら星の撮影には適さない条件でした。

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双六小屋の灯火 月明かりに照らされるテント場と双六小屋


最終日は3時30分に起床、ヘッドライトを付けてテントを撤収します。出発準備が出来たころちょうど日の出となりました。
昨日よりも朝焼けが綺麗で今日もいい天気になりそうです。
ちっとも軽くならないザックを背負い、帰り道を戻ります。

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朝日に照らされる槍ヶ岳 鷲羽岳と双六小屋


今日は3日間のなかでも一番いい天気で、終日にわたって槍ヶ岳も見えていました。

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槍ヶ岳から穂高の山並み(クリックで拡大します)

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お花畑とたおやかな双六岳 焼岳・乗鞍岳とナナカマドの実


鏡平山荘では、行きにいちごのかき氷を食べたので、帰りはレモンを注文しました。鏡池でも水面に映る槍ヶ岳を写真に撮る事が出来ました。

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鏡平山荘 念願の鏡池に映る逆さ槍


天気がいいので登って来る登山者は全身汗びっしょりでとても大変そうです。
わさび平小屋まで来て冷たく冷えたビールが実にうまそうでしたけど、まだ1時間半近く歩かなくてはいけませんから我慢です。皆スイカを注文していたので少し分けてもらって食べたら甘くてとても美味しかったです。

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今回は槍ヶ岳の姿もこれで見納め 新穂高バスターミナル


新穂高の駐車場に着いたのはちょうどお昼。3日間の汗を流しに取り敢えず平湯温泉に向かいます。
ひらゆの森で入浴して、おきまりのビールをグビッ!う〜ん最高!
今回は3日間共天候に恵まれてとてもいい夏休みが出来ました。

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平湯温泉 「ひらゆの森」



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登山ルート図<クリックで拡大します>

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登山ルート立体図<クリックで拡大します>

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登山ルート標高差<クリックで拡大します>

すべてカシミールにて作成しました


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