山行記録  Toppage |
| 山行記録 Toppage |
| 山域・山名 | 尾瀬 （鳩待峠〜アヤメ平〜尾瀬ヶ原） |
| 日 時 | ２０１０年６月２０日 |
| 天 候 | 曇りのち晴れ |
| 行 程 | 戸倉（4:40） − 鳩待峠（5:20） − 横田代（6:50） − アヤメ平（7:50） − 尾瀬ヶ原（10:20） − 山ノ鼻（12:10） − 鳩待峠（13:10） |
| 備 考 | 戸倉 第一、第二駐車場あり。 立派なトイレあり。 携帯電話は鳩待峠周辺のみ可。 |
| 梅雨のこの時期、雨が降っても楽しめる場所・・・・ 展望は望めないので、花の咲いている場所は無いものか？・・・・・ 雨は覚悟の上で、思い立ったように尾瀬に向かいました。 土曜日の夕方出発して、戸倉第一駐車場に着いたのが23時頃です。 大きな駐車場にはあまり車が止まっていません。 車中にて仮眠をとって朝一番の乗合タクシー（１人９００円）で鳩待峠に向かいました。
水芭蕉の時期には既に遅いと思い、直接尾瀬ヶ原には向かわずにアヤメ平に向かう事にしました。
鳩持峠から殆どの人が尾瀬ヶ原に向かうため、アヤメ平に向かう人は殆どいません。 最初から人が少なく静かな山歩きが楽しめそうです。
昨夜かなり激しい雨が降ったようですが、酒飲んだくれて寝ていたので全く気がつきませんでした。 展望の利かない木道を歩いて来ると突然開けて場所に出ます。 遅咲きの水芭蕉が出迎えてくれた所が横田代です。
モウセンゴケ、ワタスゲの花、ショウジョウバカマ、チングルマ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、と今が盛りの花々が咲いていました。
天候も次第に回復して振り返ると至仏山が霧の晴れ間から姿を現していました。 アヤメ平では高山植物の上を歩いているようでまさに雲上の楽園と呼ばれた場所だけの事はありますね。 鳩待峠からこのルートを歩いて正解だったようです。
アヤメ平のすぐ先に尾瀬ヶ原への分岐があります。ここを通り過ぎて富士見小屋に向かいました。 トイレを済ませてすぐ脇の池で休憩をとります。
コーヒーを飲みながらのんびりと休憩していると、霧がはれて、東北地方の最高峰燧ヶ岳がくっきりとその姿を見せてくれました。 ３年前の７月、そして去年の５月とあの山頂に立っていた事を思い出すとなんだか感無量です。
休憩もそこそこに尾瀬ヶ原に向かって下って行きます。 昨夜の雨で濡れた木道は恐ろしいほど滑りやすくかなりつま先に力が入って緊張をしいられました。
尾瀬ヶ原の直ぐそこまで来たらクマザサの中からガサコソと音がします。ミシッとクマザサを踏みしめる音がして、クマザサをかき分ける音が段々と大きくなって来ました。 あ！もしかして・・・・熊！ 一気に緊張が走ります。あまり刺激しないように私語は慎み、鈴を鳴らして足早にその場所を立ち去りました。
尾瀬ヶ原に出ると天気は完全に回復して晴れ間が出ています。 燧ヶ岳も至仏山もはっきりと見ることが出来ました。
尾瀬ヶ原は今ワタスゲが満開の季節を迎えています。
尾瀬は水芭蕉の季節が終わりあまり人のいない快適な山歩きが楽しめました。 あと２週間もするとニッコウキスゲの時期を迎え、又賑わいを見せることでしょう。 梅雨の晴れ間、大変有意義な山歩きを堪能させて頂きました。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Toppage |
