竜門峡、日川渓谷
山行記録  [ back ]

フリガナ りゅうもんきょう ひかわけいこく 
山域・山名 山梨県  大和村  竜門狭ハイキングコース 日川渓谷 
日   時 2003年11月8日(土) 
天   候 晴れ
行   程 竜門峡入口 − ハイキングコース − 天目山栖雲寺 − 車道経由 − 日川渓谷レジャーセンター − 竜門狭入口  
所 在 地  
2.5万図  
緯   度  
経   度  
備   考 無料駐車場(トイレあり)
携帯電話 NTTDoCoMo  圏外 


 そばと温泉を目的に山梨県大和村の竜門峡ハイキングコースを歩いて来た。
 朝早かった事もあり竜門峡入口の駐車場には車が1台あるのみ。この無料駐車場にはトイレも設置されている。

ここから川沿いの道を進む
 この時期にしては大変温かく汗ばむような陽気の中、駐車場のすぐ上に架かる赤い橋を渡って歩き始めた。周りの山は黄色く色づいているが、紅葉の最盛期は少し過ぎた感じである。

 橋を渡って看板に従って右側に入って行くと、日川を見下ろすように遊歩道が続いている。途中にあったモミジの木の下に赤い葉が無数に落ちていて、何枚か拾い上げて紙に挟んでザックにしまう。
登山道の様子


 道は一旦下って川沿い出る。川の対岸に鉄の階段が付けられていて、川を渡って階段を登ると落合三つの滝がある。
 紅葉と滝というのは絵になる風景なので是非写真に写したいと階段を登っていったが、残念ながらこちらも時既に遅しと言った感じであった。

ちょっと遅めの紅葉
 再び川を渡って戻り、ここから川に沿って登って行くことになる。水量が豊富で段差を勢いよく流れ落ちる水はしぶきをあげその回りに虹が出来ている。
 道が川沿いから徐々に離れると休憩所があり、ここでお湯を沸かして皆でコーヒーを飲んだ。ここから近道を通って車道に出る道とそのまま川沿いに進む道とに分かれている。
落合三つの滝

 そのまま川沿いに進み、段々と川から離れて高さをまして行くと遠くに大きな堰堤が見えた。堰堤から流れ落ちる水は花火のナイアガラのようで写真を撮って川が見えなくなった頃車道に出た。


 車道の反対側に実にいい色をしたイチョウの木が立っている。ここは天目山栖雲寺の境内だ。奥には岩の斜面に庭が作られていて、入園するのに300円必要らしい。横から覗いて見たが、紅葉は遅いようだ。

 ここから駐車場までは車道を下って行く事になる。途中で今日入浴予定の天目山温泉を通過して、日川渓谷レジャーセンターに立ち寄った。

 釣り堀、バーベキュー、キャンプ、テニスなどの施設があり、この一角に目的の天目庵がある。そば切り発祥の地で自家製粉でそばを打っているので数量が限定されていて予定数量でおしまいになってしまうらしい。
 我々は営業開始時間直後だった事もあり空いていたが、その後あっと言う間に満席になってしまった。
車道から日川を見たところ

 そばも食ったし後は温泉だなと駐車場まで戻って車で「やまとふれあいやすらぎセンター」へと向かった。
 駐車場は満車状態でかなりの混雑が予想される。料金は町外者1人700円、内風呂、露天風呂、洗い場共それ程広くなく混雑していた。
 源泉はぬるいようでそのままの源泉風呂と加温した風呂の二種類があり、露天風呂が一種類だ。山あいにあるのに風呂からの景色がいまいちなのが残念である。
もみじの赤

 風呂から出て時間も早かったので大月から高速を行かずに一般道を紅葉見物しながら帰る事にした。河口湖を経由して富士吉田の道の駅に寄ったら、ここに富士山測候所にあったレーダーが設置されていた。ちょうど富士山に登った時に解体作業中だった事を思い出し懐かしく眺めていた。
天目山栖雲寺


 ここから山中湖、篭坂峠を越え夕暮れの富士山を見ながら帰って来た。
 家に帰ってモミジの葉をザックから取り出し、綺麗に並べ重石をして押し花にした。ちょっとした秋のお土産である。
黄色く色づいた銀杏

 






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