岩嶽山
山行記録  [ back ]

フリガナ イワタケサン 
山域・山名 岩嶽山 1369m
日   時 1997年(平成9年) 5月18日 日曜日 
天   候 晴れ 
行   程 駐車場(8:50)(林道)登山道入口(9:10)−山頂(11:10-12:00)−ニゴヤ峠(12:45-55)−水場(13:18)−登山道(13:36)(林道)駐車場(13:50) 
所 在 地 静岡県周智郡春野町 
2.5万図 高郷 
緯   度 35.0433 
経   度 138.0039 
備   考  


 遠州七不思議の一つ、京丸ボタンが咲くと言われている春野町岩嶽山。
 4月の終わりに静岡新聞1面に大きく写真入りでここのアカヤシオが取り上げられて一躍脚光をあび、多くのハイカーで賑わいを見せたという。
 5月始めの県民だよりでも取り上げられ、5月中旬からシロヤシオが咲くと言うので出掛けていく。

 岩嶽山のヤシオツツジはアカ・シロ共、国の天然記念物に指定されており、樹齢200〜300年以上、アカは2000本以上シロは3000本以上自生しているという。

 春野町役場へ問い合わせをすると、新聞に載ったのでかなりの人出が予想されるという。登山口の駐車場は30台位止められるが、一杯になってしまうと林道に止めなければならず、それだけ時間が遅くなってしまうので、5時に出発する。 浜松ICでおりて北上、国道362号の分岐から林道へ入り、途中から道は未舗装となり、大型バス、マイクロは進入禁止の看板が建っている。
 駐車場はすでに一杯で駐車場の脇へと車を止めて出発準備に取りかかる。

 駐車場から登山道の入り口までしばらく林道歩きが続く。左側に滝が流れ落ちており、なかなかの景観である。その先に登山道が続く。

 登山道に入るとすぐ道は二手に分かれている。右は直登最短コース、左は巻き道コースである。我々は右の直登コースを登ることにする。
 かなりの直登で、おまけに階段状になっており、汗が噴き出してくる。
 天気に恵まれて暖かいので途中で各自上着を脱いで調整し、スギ、ヒノキの林の中、尚も急な階段状の坂を登り続ける。

山頂に近づいてもシロヤシオの姿は見えない。下をみると既に花びらが落ちて散らばっている。時既に遅し、役場と観光協会にだまされてしまったようだ。

 山頂は多くの人が昼食を食べている。丁度テーブルがあいたので我々もここで昼食をとることにする。

 下山は巻き道を下る。こちら側のほうが多少、アカもシロも咲いている。何はともあれ花をみることが出来てよかった。

 花は咲いていないけれど、太いヤシオの木がいっぱいある。一斉に咲いたときには、かなり綺麗だろう。アカヤシオは葉が出る前に花が咲くので見事であるに違いない。


 しかし花はむずかしい。なかなか丁度いいときに出会わない。是非又アカヤシオツヅシを見に来たいものだ。

 駐車場に着いて話をした人によると、4月の最後の日曜日はなんと500台も車が押し寄せ、役場の職員が交通整理に出てごった返したそうだ。


 その人の話によると、岩嶽山より先、竜馬岳の方が標高が高いのでシロヤシオがしっかり咲いていたという。そちらの方にシロヤシオがあるのを知らなかったので残念な事をしたものだ。

 伝説の京丸ボタンはこのヤシオツツジではないかといわれているが、未だにその存在は確認されず、謎のままである。
 トトロと同じように、心がきれいで、すなおな人にはみえるけど、見えないひとにはまったく見えない、なんてことがあるととってもたのしいんだが・・
 もしそうだとすると今回一緒に行った6人のうち、何人が京丸ボタンをみることができるのだろうか。
 


[ back ]