櫛形山
山行記録  [ back ]

フリガナ  クシガタヤマ
山域・山名  櫛形山  2052m
日   時  1995年7月23日(日)
天   候  晴れ
行   程 北釜尾根登山口(9:20) − アヤメ平(10:50-11:20) − 裸山分岐(11:50-55) − 裸 山(12:40-13:30) − 櫛形山 − (原生林経由) − 裸山分岐(14:10-20) − アヤメ平(15:10) − 北鎌尾根登山口
所 在 地  山梨県  中巨摩郡櫛形町、中巨摩郡増穂町
2.5万図  夜叉神峠
緯   度  35.3501
経   度  138.222
備   考  


  朝6時出発と言うことで車もそれほど走ってなく、順調に櫛形町までやって来た。
アヤメ平
 本来なら先週来るはずだったが、櫛形町役場に問い合わせたところ、アヤメ祭りで大変混雑するといわれ今週にしたのだが、昨日は午前中結構強い雨が降っていてどうかと心配されたが、今日はまずまずの天気に恵まれて梅雨明けも間近ということか?

 北釜尾根登山口周辺は既に車が多数止まっており、我々は道に駐車することになる。登山口のところにある展望台で記念写真をとり出発。

 アヤメの時期だけに結構登る人が多く、中には小学生や幼稚園とおぼしき団体さんも汗をかきかき一生懸命登っている。
 しかしこの尾根は蒸し暑い。次から次へと汗が吹き出てどうしょうもない。おまけに結構登りがきつい。

裸山山頂

 しかし我が登山隊は休憩もそこそこに順調にアヤメ平をめざし高度をあげていく。途中100mおきに表示してある標高が唯一のはげみとなりアヤメ平に無事到着。
 全身汗でびっしょりになりながらここまで水分を補給せずにきたので凍らせてきたジュースが乾いた喉に一服の清涼感を与えてくれる。

 すでにアヤメ平は大勢の登山者で賑わっており、三々五々弁当をひろげ休憩している。
 さすがに時期だけあってアヤメの群落は時期が若干過ぎていたかんは否めないながらも、ところせましと咲き誇っていた。
 大体の登山者はここまで来て引き返してしまうらしいが我々は櫛形山までいくことにする。

 裸山までくるとアヤメ平よりもきれいにアヤメが咲き乱れているように思われた。
  途中ところどころで顔をみせる富士山に元気づけられるように櫛形山までの樹林帯の中を進む。

 櫛形山頂は本などにかいてある通り、木々に囲まれて展望はひらけていないが富士山がきれいにみえた。これで周りの木がなければ富士山、南アルプスなど360度の展望が楽しめるのだろう。ここで昼食を取ることにする。

 下山はもと来た道をひきかえし途中裸山を通らずに原生林コースをとうりアヤメ平へ向かう。
 原生林コースの途中にとてもすばらしい富士山の展望が望めるところがありしばし足をとめて写真をとる。

 アヤメ平に着いてトイレがあるので立ち寄る。ドアを開けたとたん思わずせき込んでしまうほどにおいがきつい。おまけにティッシュ のからが散らばっていて思わずマナーの悪さに驚き、掃除をする人の事を考えると気の毒になる。
 折角親切心で設置してくれてあるのにこれでは撤去されても仕方がない。これから山に来る人のことも考えて公共の施設はいつもきれいに使用するように心がけたいものだ。

 すこし説教じみた話になってしまったが、先をいそごう。アヤメ平から北鎌尾根にさしかかると突然、汗がまた吹き出してくる。相変わらず蒸し暑い。
 おまけに結構急で下りにくい。登るときは下しか見ずにせっせと登っていたので気づかなかったが下ってみるとよくまあこんな急なとこをを登ってきたなと感心してしまう。
 無事駐車場に到着し、ジュースで喉をうるおして帰路につく。

 今回は順調に予定のコースをこなし、天気にも展望にも恵まれ、又花は時期が難しくなかなかよい時期にめぐりあえないのだが、タイミング的によかったと思う。

 いよいよ梅雨あけも間近、夏本番、登山を楽しむ季節になった。次回は本格的な山登りを味わいにいきましょう。


[ back ]